質問の目的・目標・手段

質問の目的

市役所業務での生成AIの導入で、業務効率化と市民サービス向上を実現する。

質問の目標

答弁の中で、ガイドライン作成と研修の実施について前向きな答弁を得る。

手段

①前回の質問の結果を踏まえ、生成AI導入の現状を確認する。
②ガイドラインと研修実施について方針を確認する
③有効事例を提示(担当部局に事前に提供)

質問通告のAI要約

AIかんたん要約

2023年6月の一般質問で、菊川市で生成AIをどのように使っているか、そしてこれからどう使うのかについて質問しました。市長から次のような答えがありました。
「現在、市として生成AIをどのような仕事に使えるか、まだ整理できていません。個人情報や秘密の情報が漏れる危険や、誤った情報が混じるなどの問題があります。今後、ICT推進係が広報文や挨拶文などの作成補助に試してみます。そして、県や他の市町村の情報を集めて、具体的な使い方を研究します。」
これを踏まえ、私は「市役所で生成AIを使うためには、まずガイドラインを作り、研修を行うべきだ」という立場で質問します。

  1. ICT推進係が試したことや、ガイドラインを作るために他の県や市町村から集めた情報について、どんな結果が出たか教えてください。

  2. 静岡県は2023年6月に、職員が生成AIを使うためのガイドラインを発表しました。文章の要約や校正など具体的な使い方や、個人情報を入力しないなどのルールもあります。菊川市でも、生成AIを使うためのガイドラインを早く作り、環境を整えるべきだと思います。ガイドラインの作成と環境整備についての方針を教えてください。

  3. 生成AIを正しく使うためには「理解」と「慣れ」が必要です。静岡県では、生成AIの正しい使い方を広げるために、「管理」と「利用」の両面で研修を行っています。菊川市でも生成AIについての研修を続けて行うべきだと思いますが、研修の方針を教えてください。

これまでの経緯など

【令和5年6月】一般質問「ChatGPTの活用について」

質問通告書の全文

【質問要旨】
令和5年6月の一般質問で、菊川市での生成AIの活用の現状と、これからの活用方針を伺いました。市長から「現在、市とし
てどのような業務に活用できるのか。活用する場合に、一般的に言われている質問を通じて個人情報や機密情報が漏えいする危険
性、誤った情報や倫理的に問題のある情報の混入といった課題のほか、どのような課題が生じるのかを整理できていないため、活
用には至っておりません。今後、ICT推進係を中心に、個人情報や機密情報を伴わない広報文や挨拶文などの作成補助などの業
務において試行するとともに、ガイドラインの策定を予定している県や他市町 の情報を収集し、具体的な活用場面を想定した活
用方針について研究してまいります。」という答弁をいただきました。
以上を踏まえ、「市役所行政で生成AIを活用するために、まずはガイドラインを作成し、研修を行うべき」という立場で質問
いたします。
1.ICT推進係を中心に行った試行および、ガイドラインの策定を予定している県や他市町村の情報収集について、研究結果
を伺います。
2.静岡県は、令和5年6月に生成AIを県職員が活用する際のガイドラインを発表しました。文章の要約や校正といった具体的
な用途を示したほか、個人が特定できる情報は入力しないなど遵守事項も定めています。菊川市でも、職員が生成AIを活用
するためのガイドラインの作成に、速やかに取り組み、生成AIを利用できる環境を整備すべきと考えます。ガイドラインの
作成と生成AIを利用できる環境の整備について方針を伺います。
3.生成AIの適切な利用には“理解”と“慣れ”が必要不可欠です。静岡県では、生成AIの適切な利用を拡大するため、「管理」と「利用」の両面で研修を行っております。菊川市での、生成AIについての研修を継続的に行っていくべきと考えますが、研修の実施についての方針を伺います。