渥美は教育委員会に所属で、直接質問出来ないため、事前通告により他議員に代理質問を依頼しました。

AI要約

地域公共交通計画策定業務
・議員は、委託先の選定基準、実施する調査内容について質問。
・担当職員は、指名競争入札もしくはプロポーザル方式で選定、利用者ニーズ調査、利用状況把握調査などを実施と説明。
・議員は、デマンド運行の周知方法について質問。
・担当職員は、民生・児童委員の会議での説明、利用者掘り起こしに取り組むと説明。
・議員は、コミュニティバスとコミタクくんの課題、計画策定の方針について質問。
・担当職員は、コミュニティバスは利用者増加傾向、コミタクくんは利用者減少傾向、利用方法の周知や乗車体験会開催で利用促進、課題として人手不足、利用者減少、コロナの影響、経営環境悪化などを挙げ、総合計画や都市計画マスタープランとの整合性、まちづくり支援施策との連携などを図りながら計画策定を進めると説明。
・議員は、自動運転バスの実証実験の検討状況、コミタクくんの利用者属性について質問。
・担当職員は、自動運転バスは検討段階、コミタクくんは駅から病院への通院利用が多いと説明。

他議員他議員

内容としては地域公共交通計画策定業務委託料について、委託先の選定基準は。また、どのような調査がされるのかをお伺いします。

担当職員担当職員

地域支援課長でございます。西下委員からのご質問にお答えします。初めに、委託先の選定基準はにつきましては、前回の計画の地域公共交通網形成計画におきましては、指名競争入札により指名委員会にお諮りし、事業者の選定を受けました。また、近隣市では、掛川市はプロポーザル、島田市は指名競争入札にて実施しており、当市においても実施方法を検討しておりますが、いずれにしましても市の公共交通の現状把握や利用者ニーズ等の計画に適切に反映することができる業者を選定してまいりたいと思っております。次に、どのような調査をされるのかにつきましては、令和6年度当初予算計上時において、令和6年度及び令和7年度の2年間により地域公共交通計画を策定することとしております。令和6年度の調査につきましては、現行の利用者ニーズ調査や公共交通の利用状況の把握調査など、現状分析の調査を実施する予定でございます。また、公共交通を利用したくても利用できない方の利用できない原因など、今後の施策に係る調査を実施していきたいと検討しております。以上でございます。

他議員他議員

8番 鈴木です。デマンド運行を周知するための手だてはということです。どんなふうにお考えになっているかです。

担当職員担当職員

地域支援課長でございます。鈴木委員からのご質問にお答えします。本年度実施しましたアンケート調査でも、デマンド運行の認知が低い状況にありました。このため、特に南地区自治会において住民説明を実施するなど周知に努めた結果ですけれども、12月頃から利用者数が11月と比較して約2倍に増えております。また、令和6年度の運行改定に併せて、交通弱者に密接に関わる機会の多い民生・児童委員の会議において説明を行い、利用者の掘り起こしに努めたいと思っております。以上でございます。

他議員他議員

同じところで地域公共交通計画策定業務について、コミュニティバス及びコミタクくんについてはどのような課題があり、計画策定についてどのような方針で挑むか、お伺いします。

担当職員担当職員

地域支援課長でございます。横山委員からのご質問にお答えします。コミュニティバスは2月時点で利用者を比較しますと、令和元年度2万9,438人、令和2年度2万4,846人、令和3年度2万6,296人、令和4年度2万7,175人、今年度の令和5年度ですけれども、2万8,155人とコロナの影響を受けた令和2年度から回復傾向にあります。一方、コミタクくんですが、定時定路線運行、コミュニティバスからデマンド運行に切り替えて令和2年度から4年度の実証実験を行い、本年度より本格運行を実施しておりますけれども、2月時点の利用者を比較しますと、令和2年度は224人、令和3年度は227人、令和4年度が442人、今年度の令和5年度ですけれども、338人となっており、委託先の菊川タクシー有限会社に加入する中では特定利用者の利用が多くなる状況となっております。特に決まった時間にバス停に行けば乗れる定時定路線運行が、コミタクくんにつきましては電話予約をして乗るというような行動変化をさせるということは、利用者にとってはハードルが高いものと考えております。引き続き利用方法の周知のため、希望のある地域に出向いて、実際に電話予約から乗車までを体験してもらうような乗車体験会を実施してまいりたいと思っております。地域公共交通計画の策定に当たりましては、全国的に報道されておりますように、人手不足を要因とする路線バスの休・廃止、長期的な利用者の減少、コロナの影響による急激な落ち込み、経営環境の悪化などの課題があり、少子高齢化、市民ニーズへの対応、限りある財源の中での安定・継続的に公共サービスを提供することが必要不可欠であると考えております。引き続き、コミュニティバスやコミタクくん、鉄道、路線バスやタクシーなど、公共交通機関との連携や総合計画や都市計画マスタープランなどの計画の整合性を図り、まちづくり支援施策の一環として努めていく計画をしてまいりたいと思っています。

他議員他議員

1点、自分から再質問じゃないんですけれども、その計画については、ほかのところでは自動運転とかのバスを入れたりとかというのも今、実証実験とかされていると思うんです。そういったことも検討に入っているのか、まだまだ先なのか、お伺いしておきます。

担当職員担当職員

実証実験がされているような自動運転のものについても当地域の中で、どれだけ位置づけるかということもあると思うんですけれども、まずは菊川市のほうも検討段階の中ではありますけれども、計画の中に盛り込めるかどうかというところ、この準備期間の中でどれだけ実効性のあるものになるかというところもありますので、これは今回の地域公共計画の中に自動運転までどこまで盛り込めるかというところもまた検討はしていきたいなと思います。

他議員他議員

関連で、コミタクくんの利用者です。特定の方というか、利用者が複数回、特定の方が多いということですけれど、どういった利用をされる方が多いんですか。

担当職員担当職員

それこそ12月頃から急に増えた、そこのところの原因が分からなかったのですけれど、駅から病院へ通うというか、利用している1人の高齢の女性の方に特に頻繁に使っていただける。それが利用者数が伸びたという要因になっています。