AI要約

1. 高齢者の入院受入態勢強化:リハビリ・栄養・口腔ケアの一体化プロジェクト
渥美議員は、高齢者の入院受入態勢強化について質問。
担当職員は、リハビリ・栄養・口腔ケアの一体化プロジェクトによる早期リハビリ、栄養管理、口腔ケア、歯科連携などを説明。
渥美議員は、プロジェクトの効果と経営へのメリットについて質問。
担当職員は、医療質向上に加え、長期入院日数の短縮による診療報酬会計への対応、病床運用の見直しによる加算取得などを説明。

2. 外来収益の充実及び診療連携推進:外来診療枠の最適化
渥美議員は、外来収益の充実及び診療連携推進について質問。
担当職員は、外来診療枠の最適化プロジェクトによる患者数の効率化と収益増加、病床休止による外来加算取得の可能性などを説明。

3. 組織開発の促進と人材確保:職員研修と就職説明会への参加
渥美議員は、組織開発の促進と人材確保について質問。
担当職員は、主任・係長以上の職員向け研修による組織文化の成熟と経営参画意識の向上、大学等の就職説明会への参加による人材確保の取り組みを説明。

4. 地域採用と大学との連携:浜松医大との意見交換と紹介会社利用
渥美議員は、地域採用と大学との連携について質問。
担当職員は、浜松医大との定期的な意見交換による医師確保、非常勤医師の大学派遣と紹介会社利用による確保状況を説明。

5. 経営計画とコスト削減のバランス:余裕と必要経費の確保
渥美議員は、経営計画とコスト削減のバランスについて意見表明。
渥美議員は、委員会での経営計画確認とコスト削減の慎重な検討、必要経費の確保の重要性を指摘。

渥美よしき渥美よしき


1番 渥美です。タブレット3ページ、歳入、入院収益について、高 齢者の入院受入態勢の強化について、令和6年度の取組があれば伺います。

担当職員担当職員


経営企画課長の黒田でございます。お願いいたしま す。渥美委員からの高齢者の入院の受入態勢の強化についての令和6年度の取組についてと いうことでのご質問に対する回答のほうをさせていただきます。 増加する高齢者患者に対しまして、地域の救急ネットワーク化や救急搬送の受入れの効率 化、入院中のフレイル予防に、長期化する入院日数の短縮に加え、令和6年度診療報酬会計 への対応を踏まえ、病床運用の見直しや多職種の病棟配置などを行っております。 具体的に一つ礼を挙げさせていただきますと、リハ・栄養・口腔の一体的プロジェクト基 金もつくらさせていただきまして、その中で、早期リハビリテーションの開業ですとか、あ とは施設内の栄養管理の実施、口腔ケアの実施、歯科連携の推進などを行っていく予定を考 えております。 以上です。

渥美よしき渥美よしき


1番 渥美です。確認なんですけど、今、最後に、具体的におっしゃ っていた、令和6年度に実際に行うということでよろしいんですか。令和6年度は、とりあ えずそれに焦点を当てて、それについて令和6年度はやっていくという考え方なのか、確認 で伺います。

担当職員担当職員


経営企画課長の黒田でございます。今おっしゃって いただいたとおり、令和6年度には、まず全般的にはもちろん、そういったこと、全般的な ものと検討はさせていただくことがあるんですけれども、まず、一例としまして、先ほど言 った内容について、もう少し具体的な案、実施していく内容として検討をさせていただきた いと思います。

渥美よしき渥美よしき


1番 渥美です。その前後に開設する部分が効果というか、メリット というか、経営においてどういった部分でメリットがあるのか、簡単に伺えればと思います。

担当職員担当職員


黒田でございます。 まず、こちらの部分については、経営的なメリットというのは十分考えられるんですけれ ども、まずそれ以前に、まず診療の患者様に対する医療の質の向上、そういったことも踏ま えて考えております。 今言っていただいた経営的な部分への寄与というか、増収する部分については、先ほどち ょっと説明させていただいた中の、長期化する入院日数の短縮を行うことによって、基本的 には診療報酬会計の部分に対応できるような形ですとか、もしくは運用の病棟の見直しなど をすることによって加算が取れる方法とか、そういったことも検討していきたいと思ってい ますので、そういった部分でも増収への見込みというのは考えています。

渥美よしき渥美よしき


1番 渥美です。次、歳入の外来収益について、外来収益の充実及び 療診連携の推進について、令和6年度の取組があれば伺います。

担当職員担当職員


経営企画課長の黒田でございます。こちらの解答に つきましては、紹介患者の受入態勢、患者の逆紹介などかかりつけ機能再検討、外来診療の 在り方を見直し、外来療法、検査、医薬管理及び指導体制などの外来診療の充実を図ってま いります。 具体的には、こちらもプロジェクトチームをちょっとつくる形で今、考えているんですけ れども、外来診療枠の最適化ということでプロジェクトチームをつくらさせていただきまし て、具体的な内容としては、外来診療枠の見直しや外来業務体制の見直し、あと要健診受診 者の要精密検査の受入態勢の見直しなどを検討しております。 以上です。

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1番 渥美です。今、外来の最適化というのがあるんですけど、ちょ っと収益状況で大変申し訳ないんですけど、簡単にいうと、最適化をして外来をよりたくさ んのというか、効率的かつたくさん受け入れるようにして、結果的に収益が回転していくと いうような、そういったイメージなのか、より窓口を、裾を広げていくのか、そういった意 味でまた考え方を伺えればと思います。 以上です。

担当職員担当職員


経営企画課長の黒田でございます。基本的に今おっ しゃっていただいた効率化のところに視点を置いております。外来診療、枠をスムーズにす ることによって患者数の数を効率よく回していくとございますので、そういったところでは、 先ほど言っていただいたメリットの部分につながるかなと思っております。 また、外来診療の在り方の見直しの部分の中でも、一般病床、急性期病床をちょっと病床 を先ほど言ったように、休止をさせるという中で、少し外来の加算のほうが一部取れる部分 になっておられますので、そういったところでの増収のほうにも効果があるのかなと考えて おります。

渥美よしき渥美よしき


1番 渥美です。タブレット5ページの給与費についてなんですが、 1、組織開発の促進と人材確保について、令和6年度の取組を伺います。2、組織体制の見 直しと行改革コスト削減について、令和6年度の取組があれば伺います。

担当職員担当職員


病院総務課長です。私のほうから、1番目の組織開発の 促進と人材確保について、令和6年度の取組があれば伺うという件に対してご解答いたしま す。 組織開発の促進については、令和2年度から人事評価制度の効果的な運用と中期計画を達 成するために、職員の成長と職員間の関係性、また試行の質の向上を図ることを目的に、病 院の組織改革、意識改革と位置づけて、職員研修を実施しております。 令和6年度については、主任や係長以上の職員に対して、組織、文化の成熟と職員一人一 人が自らの意思で経営に参画し、継続可能でかつ地域ニーズに柔軟に対応できる病院を目指 すこと、新たなリーダーシップを組織内に広めることを目標に研修を実施する予定でおりま す。 この研修を令和2年度から行っておりますが、実際には離職の防止にも数件つながってお り、有効な会だと認識をしております。 続いて、人材確保についてですけれども、募集をかけてもなかなかどの職種も集まらない のが現状です。こちらからそうしたようなこともあるものですから、待っているだけではな くて、こちらから大学等の就職説明会への参加や看護師協会が主催する就業相談会に参加し て、再就職を考えている方に当院での就業について説明を行っています。 令和6年度についても引き続き行うとともに、紹介会社さんや保険会社さん等に応募をか けるなど、情報収集を行って人材確保に努めてまいります。 また、議員の皆さま、ご承知のとおり、今回、給食業務、なかなか次の業者さんが見つか らないといいますか、大変な時期があったんですけれども、来年度からしばらくの間、入院 患者さんの朝食を病院で調理、配膳を行うこととなっています。この調理師、調理補助の募 集についても、SNSでの発信やポスター掲示、こういったことを行って募集をかけている んですが、まだ、実際調理師の人数が足りていない状況です。こちらについては、引き続き、 確保に努めていきたいと思っております。 1番については、以上です。

渥美よしき渥美よしき


1番 渥美です。人材確保についてなんですけど、申し訳ないんです けど、地域の採用をやっていくと同時に、経営プランにも書いてあるんですけど、大学とか そういったところと関係をつける中で優秀な先生を来てもらうというのもあると思うんです けど、そういった部分が何ていうか、取組っていうか、現状というか、考えをお聞きします。

担当職員担当職員


病院総務課長です。医師の確保といったところでよろし いでしょうか。医師の確保については、常勤の先生、医師につきましては、浜松医大からの 派遣の医師になりますので、浜松医大からの移動の医師になりますので、年に3回程度、院 長と長谷川市長、一緒に学長のところにご挨拶に行って、意見交換、こちらのほうからのお 願いごとですとか、そういったことをして、顔が見える関係性をつくっております。 そういったところで、不足する医師だったり、そういうところをお伝えして、こちらのほ うに派遣していただくというようなことをしております。 それから、非常勤の医師につきましても、基本的には大学からの派遣の医師になっており ます。しかしながら、大学でもどうしても先生が足りない医局というか、診療科がございま す。そういったところは自力で、病院単独で紹介会社さんを利用して確保するというような 形を取っております。 過去に、小児科が常勤の医師がいなくなってしまう事態になってしまうということで、そ のときは大学からもそれこそ派遣は無理ということだったものですから、そのときは紹介会 社を使って1人確保することができまして、今もその小児科の医師は当院にいてくださって いて、小児の不登校のところをかなり貢献をしてくださっていて、市内外の小中学校の支援 のほうにつながっていると思います。 以上です。

渥美よしき渥美よしき


1番 渥美です。保育所もそうなんですけど、全体的にもそうだと思 うんですけど、経営について経営計画というのはしっかり委員会で確認していくというのが 大事だと思うんですけど、一方で、それでコストを削減、削減ばっかりやって、ある意味バ ッファーというか余裕がなくなってしまうと、思わぬところでひずみが出てきてしまうとい うようなこともあったりですとか、本当に必要なときに使えなくなってしまうといったこと は、やはりあってはならないことなので、委員会としてもそこら辺のバランスといいますか、 それを踏まえた上で経営についてやっぱり考えていって、あまりにもコスト削減ばっかりで はなくて、ある程度はやっぱり余裕も必要だなという考え方も必要かなと思っています。 以上です。