AI要約

1. 特定保健指導の実施率向上:休日・夜間も受けられる環境整備
渥美議員は、特定保健指導の実施率向上に向けた取り組みについて質問。
担当職員は、杏林堂への業務委託により、休日・夜間も指導を受けられる環境を整備したと説明。
渥美議員は、更なる実施率向上に向けた具体的な施策を提案。

2. AIを活用した受診勧奨:7種類のセグメント分けで個別対応
渥美議員は、AIを活用した受診勧奨通知システムについて質問。
担当職員は、過去の受診歴やレセプトデータに基づき、7種類のセグメント分けを行い、個別対応した通知を送付していると説明。

3. ICTを活用した予防事業:アプリで日々の健康管理
渥美議員は、ICTを活用した予防事業について質問。
担当職員は、重症化リスクのある人向けに、健康管理アプリを用いた指導を実施していると説明。

4. アメリカの保険制度と日本の課題
渥美議員は、アメリカでの定期検診受診による保険料割引制度を紹介。
渥美議員は、日本にはそのような制度がない現状を課題として指摘。
渥美議員は、国による制度整備の必要性を訴えつつ、市としてできることを最大限実行していくべきと主張。

渥美よしき渥美よしき


1番 渥美です。同じところで、1、特定保健指導の実施率向上の取 組があれば伺います。 2、AIを活用した分析を行い、勧奨通知を行うことについて、具体的にどのようなシス テムなのか伺います。 3、生活習慣病重症化予防事業について、ICTを活用した予防事業とは具体的に何か。 また、受診勧奨の対象者と具体的な通知方法を伺います。

担当職員担当職員


市民課長です。3つ続けて回答させていただきます。 1つ目の特定保健指導実施率の向上の取組ですが、令和5年度から杏林堂に保健指導業務 を委託し、休日、夜間に杏林堂の店舗で指導が受けられるようになったことで、対象者が利 用しやすい環境を整えることができました。 また、令和6年度は、総合がん検診の会場に委託先の管理栄養士に常時待機してもらい、 指導対象者の初回面接を行っていただくことで、続く指導も自宅や市役所ではなく、気軽に 立ち寄れる店舗で行うことができるようになり、実施率の向上も期待できると考えています。 2つ目のAIを活用した受診勧奨通知に関することですけど、過去の特定健診受診歴や特 定保健指導歴、医療機関受診歴から、委託業者の特許を得た分析システムにより、対象者の 特性ごとセグメント分けをし、特性に合った内容の勧奨通知を送付しています。セグメント は過去3年以内に特定健診受診歴があるか、生活習慣病に関係するレセプトがあるかなどに より、頑張り屋さん、心配性さん、レセプトあり、健診歴なしの方、そういった様々な7種 類に分けて、その方々に合った文面の勧奨はがきを送付しているところであります。 3つ目のICTを活用した予防事業ということで、特定健診の結果から重症化リスクのあ る人、かかりつけの医師が必要であると認めた人のうち、参加申込みがあった人には、委託 業者が開発した健康管理のアプリを使用していただきます。アプリに日々の歩数や血圧を入 力し、指導に当たる保健師と情報を共有することで、参加者の状態に応じた指導が実施でき ています。 受診勧奨事業の対象者は、特定健診の結果から、生活習慣病重症化のリスクのある人のう ち医療機関未受診者、過去6か月間医療機関への受診を中断している人を抽出し、受診勧奨 通知を郵送しています。 また、委託業者の保健師から、電話での受診勧奨も行っております。 以上です。

渥美よしき渥美よしき


1番 渥美です。今、アメリカの話があったんですけど、自分がなん か聞いた話だと、アメリカは定期的に検診を受けていると、保険料とか、すぐ安くなるんで す。なので、その仕組みの中にも、検診を受ける人が安くなる仕組みになって、結果的に、 がんが早期に見つかってという仕組みがあるんですけど、日本が、そういうのがちょっと、 まだ、ないっていう部分も大きいかなと思うんで、本当は国がそういうシステムをつくって くれればいいんですけど、そうなるまでは、市としてできることを最大限やっていくってい うのが重要じゃないかなと思います。 以上です。