庁内管理費(+479万円)
電気使用量 479 万円の増額について、現在の電気の仕入れ先は、また、電気の仕入れ先について今後検討されているか伺います。
財政課長でございます。渥美委員の電気の仕入れ先は、仕入れ先について検討しているかについてですが、令和4年度の仕入れ先は、鈴与電力株式会社です。静岡にある会社です。電気の仕入れ先の選定につきましては、昨 年度入札により実施をしました。しかし、燃料価格の高騰によるエネルギー市場の不透明感から辞退が続出して、入札が成立しなかったため、唯一入札参加の意思を示した鈴与電力株式会社と単独随意契約により単価契約を締結しております。来年度の仕入れ先についても、入札により決定したいと考えております。しかしながら、現在、世界的な燃料価格の高騰が続いているということで、ちょっと昨年度同様に入札が不調となることも想定されますので、その際には入札参加資格がない電力会社との契約といったことも選択肢に含めて仕入れ先の選定を行ってい く必要がある、そのように考えております。
確認なんですけども、さっき危機管理課の予算書にも電気使用料っていうのが入っていて、ここだけじゃなくて、ほかにも電気使用料っていうのがあると思うんですけど、入札とかってそれも全部まとめてやっているのか、あるいは市の中でも別々になっているのか、ちょっとそういったことを聞ければと思います。
財政課長でございます。今、市の機関の電気の調達先っていうのは、財政課で取りまとめて契約している施設が 20施設ありまして、それ以外は中電の関係の電力会社です。財政課で取りまとめている 20 施設はどんなところがあるかというと、本庁舎と東館、けやき、中央公民館、水道事務所、おおぞら認定こども園、市内の3中学校と9小学校、給食センターと消防 本部 になっています。それ以外のあまり大口で電力使わないところについては、中部電力の配電 会社 になります。そこと契約をしています。
ちょっと聞きそびれてしまったんですけど、先ほど単価契約っていうようなことがあったんですけど、そういう燃料の高騰とかがあると今回みたいに補正を、電気使用料が上がるのか、ちょっとそこら辺の契約内容というか、そこをちょっと詳しく 聞ければ と思います。
今、鈴与電力さんと契約 しているのは、基本料金は定額で、従量料金についても1キロワットアワー当たり幾らという、そこの部分は単価が決まっています。ですので、たくさん使えば使った分だけ増える。それにプラス、その燃料費調整額っていうのがあって、それはその電気を作るのにかかる燃料費の高騰とか、逆に下がればマイナスになることもあるんですけど、今は上がっている局面なので、それはその燃料の調達額によって上がったり下がったりすることになりますので、そこはそれによって変動するので、どれだけ使ったかというところと、燃料調達にどれぐらいかかったかという ことで上下といいますか、それが生じております。
今の燃料高騰の上限額っていうのは、上限の設定、最高ここまでしか上げませんというのは、その鈴与のほうはない。中電さんなんかはもう今最高額で、これ以上上げられないんですけど、それがないと、その辺では逆に、やっぱりもし中電だったらもっと安かったかもしれないという可能性もあるということでしょうか。
ちょっと若干、中電さんはその家庭用のものについては上限があると思うんですけど、その家庭用じゃなくて業務用のものに対して上限があるか、ちょっとそこは中電さんにそれがあったかないかは、ちょっとすみません、確認していませんけれども、新電力さんのほうの契約については、そこの業務用のもので上限額というのは設定されていないものですから、それはちょっと上がっていけば上がり続けていくという、そういうふうな契約となっております。
蓮池公園管理費(+770万円)
この事業で、獅子ヶ鼻 砦跡への来訪者をどのくらい増やせるのか。また、増えた結果、菊川市民や菊川市内の事業者にとって、どのようなメリットがあると想定されるのかを伺います。
商工観光課長でございます。市外から多くの観光客に来ていただくためには、まずは観光客に感動を与えるような観光スポットなどのいわゆる観光コンテンツということが一つ必要になります。その後やはりターゲットにその観光コンテンツの価値を伝える、それでいろんな観光コンテンツ というのは日本中、世界中にたくさんありますので、そういう競合する中から選ばれないといけない、選ばれて来訪してもらわないといけない。かつ、やっぱり観光の価値を我々が享受するためには、その宿泊とか飲食とか購買、そういったもので近隣に経済的な波及効果というのを促せるような仕組みをつくらないといけない。さらには、それを循環する形に するためには観光客が得られた感動を、最近ですとSNSですとか、そういったもので発信してもらって、その価値を高める、みんなにさらに知ってもらう、そういった仕組み、この流れが必要かと考えており ます。今回、蓮池公園の管理費の補正予算では、獅子ヶ鼻砦の案内看板の設置とか登山道の補修、そういったものでございまして、この仕組みにおけるいわゆる観光コンテンツをつくる一番最初の部分の内容でございます。したがって、この事業だけを実施すれば観光客が増えるわけではないものですから、委員のご質問に対して明確な数値を持ってお答えすることはできないんですけれども、例えば小菊荘とか隣接するグラウンドの利用者、周辺施設では例えば昨年度は約 9,600 人程度の利用者が来ております。今年度6月に蓮池公園で開催した、おひざもと 市には約 300 人の来訪者が来ておりまして、これらの周辺の来訪者をできるだけ取り込んでいくような、そういった取組をしていきたいと考えております。また、増えた結果、菊川市民とか市内事業者にとってどのようなメリットがあるのかというご質問でございましたが、すみません、一般質問での答弁とかぶってしまいますが、例えば市内事業者にとっては今の経済的な効果につながると思っていますし、地域や市民の皆さんにとっては、その獅子ヶ鼻砦というものの貴重な地域資源の保存とか継承というものにもつながると考えています。また、そういった ものが来ていただいて、そこの人から地域資源の価値をよいものだと言っていただくことによって、地域の方々の愛着と誇りというものが醸成されることも考えております。こういった多くのメリットにつながっていくものだと考えております。
再質問なんですけれど、今ハード的な予算というのがありまして、先ほどの答弁にもありましたコンテンツをつくるということが、その次に来るんじゃないかなと思うんですけれど。そういったソフト面というのは、先ほど周遊マップとかスタンプラリーといった話もありましたが、例えばイベントとかハードだけじゃなくて、そういったソフトも必要なんじゃないかなと思うんですけれど、それはどういったものを検討しているのか。それと、そういったものは誰がつくっていくのか、今後また補正予算とかで上がってくるのか、そういったソフトというのがどうなっていくのかというのを伺います。
商工観光課長でございます 。ソフトのほうといいますと、先ほど周遊マップなり、スタンプラリーなりというのを例に出しました。これは基本的には行政というよりも、観光協会とか民間団体が実施するものに対して行政側が支援するような仕組みが適切かと考えております。今回は大河ドラマで少し広域な部分でございましたので、浜松とかのスポーツを中心とした組織が協力してやっていくようなところになりました。やはりちょっと行政の区域をまたぐと、これは現実的な話なんですけれど、ちょっと私の答弁と矛盾するかもしれませんが、本当は民間団体、観光協会がやっていく のがベストです。浜松のほうは浜松・浜名湖CООというようなDMО組織がございますが、中東遠については、そこはないんです。あくまでも各CОО区域内観光協会がそれぞれ頑張っているというような組織になりますので、やっぱり少し行政の部分が一緒になって支援して取り組んでいく部分も必要かと思っています。以上でございます。
一般質問でも言ったんですけれど、そのハードとかソフトをつくった上で、最終的には市内の 事業者さんとか市民の方が元気になるように、ぜひつなげていっていただければと思うんですけれど。最後にちょっと抽象的になっちゃうんですけれど、ビジョンというか、どういった人が何を見て、何の目的で来るのかというのはちょっとイメージがまだできていないので、どういったイメージなのかというのを最後にお伺いできればと思います。以上です。
商工観光課長でございます。ビジョンというのは、この大河ドラマに関してということ になりますと、例えば今回の蓮池公園管理費の中には案内看板の設置というのを補正予算の中に入れさせていただいています。例えば、今まで案内看板というのは、その 獅子ケ鼻砦 歴史的な史実が掲載されておりまして、それについては間違いはないんですけれども、やはりそこの価値を知るたには例えば獅子ヶ鼻砦の右側は実はかつては沼地であって、その武田軍というのが騎馬隊でやって来るから沼地を避けてやってくるもので、そこの位置が非常に大事だったとか、そういう特別な価値をこの案内看板の中に入れていく。そうすることによって、ただ獅子ヶ鼻 砦 の 史実だけを知らせるものから、そこでしか体感できないようなお伝えできる価値を皆さんに知っていただけるような案内としていきたいなと考えております。そうすることによって、よりそこの場所の重要性なり、特殊性というのが出てくることによって、その歴史に対する面白さ、その地域に対する重要性、面白さというのがさらに増すのではないかなあと。そういったところをまずは高めていくことで、今回の大河ドラマに関しては少し歴史的な部分の価値を重視したような案内をすることによって、よりそれに興味を持った方を呼び込んでいけるようにし ていきたいと考えております。
自由討論
意見なんですけれども、蓮池公園管理費について、やはり当初から非常に大きな金額、予算、税金が投入されていますので 、ぜひ、そんなことないと思うんですけれども、近隣市もやっているからちょっと菊川も一緒にやってみるとそういう感覚じゃなくて、やはりそこにはちゃんとした計画、戦略で菊川市にとってのメリット、そこまでしっかり考えてやっていかないとこれ絶対にいけないと思いますので、ぜひ。ただ、答弁の中で、そこら辺の計画とか戦略とかビジョンというのがまだ必ずしも具体的ではなかったので、今後、しっかりそこら辺を具体化、これは絶対にやっていってほしいと思います。
消防団運用費(-32万円)
査閲大会の中止について、関係者からはどのような意見があったか伺います。
消防総務課長兼警防課長でございます。渥美委員からのご質問にありますように、本年度から消防団の 査 閲 大会のほうは廃止とさせていただいております。このことについて関係者からのご意見はとのことですが、 査閲 大会の廃止について、関係者のほうにお知らせする中でも、特にご意見を頂戴しているものはございません。そういった状況でございます。廃止とした件につきましては、消防団員の確保が難しくなってきていること、こういったことを問題に捉えまして、団員の負担軽減を進め、団員確保につなげたい。こういった形の中で昨年度に全ての消防団員を対象にアンケートを実施しました。その結果ですが、消防団活動が大変と感じる理由としまして は、 査閲 大会、それと 査閲 大会に備えて短期間で集中して訓練を行う、こういったものが負担となっているという意見が非常に多かった、こういった事実を基に消防団員、消防団の本部員が構成します消防団活性化検討委員会作業部会、こちらで検討した結果をもちまして消防団活性化検討委員会、こちらのほうで諮った結果、 査閲 大会を廃止する、こういう結果となったものでございます。消防団につきましては、地域防災の担い手としまして非常に重要な役割を果たしておりますので、 査閲 大会の廃止と、あと併せて実施しております消防団の処遇改善、こうい った取組、それが今後の消防団員の増加につながることを期待しているものでございます。
団員の負担軽減ということでアンケートをやってくださって、声を聴いてくださってありがとうございます。そこで再質問なんですけども、 査閲 大会がなくなったことによって、指揮系統というか、規律というか、そういったものの訓練という 査閲 大会の意味もあったと思うんですけども、査閲 大会がなくなった代わりにそれを補う ような対応とか、そういったものがあったらお伺いいたします。
消防総務課長兼警防課長でございます。確かに 査閲 大会前の訓練がなくなったことによってご心配いただくようなことはあるかと思いますが、消防団の事務局としまして、それぞれの分団のほうに月1回程度の訓練を実施する、あと 水出し訓練を 実施することで、その指揮指令系統とあと水出し、そういったのを確実にできるようにといったことで団のほうにはお願いしている、そういった 状況でございます。