令和4年5月21日(土)から発生した、菊川市内での断水等について、5月27日(金)の全員協議会にて、菊川市から報告がありました。その内容を掲載させていただきます。今回の断水は、菊川市の迅速な「給水対応」「漏水調査」によって、日曜日までに復旧工事が完了しました。しかし「市民への情報提供」「危機管理」「水道管の更新」等、様々な課題が明らかになりました。議員として、今後それらの課題が改善されて行くことを、検証して参ります。

菊川市からの報告資料

【今後への 課題等】
・今回の漏水発生状況のような路面に水が噴出しない 、水の出が悪いなどの症状が確認できない場合への早期対応の検討
・特に老朽管(特に塩化ビニール管)で継ぎ手がソケットを用いている配水管について、早急な更新が必要
・上下水道組合との連絡調整と情報共有、協力体制
・市民への適確な 情報提供 等

報告についての質問

※答弁については、分かりやすいように一部編集してあります。

渥美よしき渥美よしき

『市民への情報提供について』18日(水)の水位低下した時点以降、市民からの影響の報告を待たず、SNSや無線等で「断水の可能性」「節水のお願い」「漏水箇所情報提供のお願い」のアナウンスができなかったか。 また、20日(金)の水位が更に低下し、濁りが発生した時点以降、遅くとも21日(土)の朝イチで同報無線でのアナウンスをするべきだったと思うが、なぜそれができなかったのか。また、今後のどのように改善していくのか伺う。

担当職員担当職員

生活環境部です。まずは1点目ですけども、発生時の18日の時点でアナウンスできなかったかというご質問について。2つの考えがある。 「速やかに情報を提供して備えていただく」場合、備えるにあたっての行政側への色々な反応について、行政がしっかりと答えれる段階、状況がセットだと思うので、まずは18日19日の時点においては、噴出する箇所とった情報をまずは待っていた。 また、もしアナウンスするのであれば、その情報を整理できる体制をこちらが整えなければ行けないので、本部の立ち上げであったり、部内の体制など、今回はその体制が取れていなかったため、段階フェーズとしては、未だそういうアナウンスはできなかった20日の状況が変化した時点の話も(アナウンスを)出す時点、自分たちが色々な声をいただくので、そこにしっかりとお答えすることが、必ずセットだと思いますので、そこのところがとれる状況になっていなかったため、なかなかご案内することができなかった

渥美よしき渥美よしき

市民への情報提供について、現状維持ではなく、変えていく方針があるか伺う

担当職員担当職員

市の方から情報発信する際に、こちらの組織的なことで申し訳ないが、現場で追っていることを、企画財政部の営業戦略課で配信をしておりますが、そちらとの連携もそうだし、課のほうが今年、立ち上がった中で、やり方を考えながらやってしまった。なにが必要か、どうしても大胆にできなかった。そういった所の反省も出ているので、そこはしっかり営業戦略課と連携しながら、改善すべき点は改善したい

渥美よしき渥美よしき

『今後の課題等について』具体的にどのような方法・スケジュールで取り組んでいくか。また、議会への結果報告はいついただけるか。

担当職員担当職員

今後への課題等について、現状で起きたことが、他の箇所でこれからどう起きてしまうのか、そういうハード的な備えと、一連の流れの中で、今回情報提供とか、ソフト面での課題もあるので、一つずつではなく、同時に考えて行きたいと思っているが、現時点でどのようにするか、また、議会の皆さんにどの時点説明するかは、大変申し訳ないが、今日の時点ではまだ整理されていないので、またしっかり考えて行きたい。

菊川広報6月号での報告