質疑・答弁(主なもの)

緑茶の消費拡大について

渥美よしき渥美よしき

茶業協会への負担金約1,000 万円の効果と評価方法は、また、市内の緑茶消費量拡大の取組は

担当職員担当職員

茶業協会への負担金約 1,000 万円の効果と評価方法についてですけども、菊川市茶業協会では、たくさんのイベントやPR事業を展開しております。イベントに関しましては、菊川茶の販売を行うことで、菊川茶の売れていく様子が、見ることができます。これが、直接的な効果と思っております。また、PR事業では、今年度の事業を一つ例として挙げさせてもらいますと、有名雑誌に菊川茶を掲載したことで、JAが初の2割引セールを促すなど、間接的な効果が生ま れております。これらは、消費に対するあくまでも感覚的な効果でございまして、茶業振興課が行う評価方法としましては、まず、アウトプット評価として、市の行政評価に基づきまして、イベントへの参加者を一つの指標に設定し、評価のほうを行っております。それから、近年はコロナ禍により計画どおりイベントが開催できていない状況でございます。また、アウトカムの評価につきましては、市が毎年行う市民アンケートの「茶の生産が盛んなまちだと思いますか」の指標を市民の評価として、我々捉えております。今年度の満足度は 77 %で、前 年の 79.3 %から 2.3 %ダウンしておるところでございますけども、これは、後継者不足や荒茶の価格低迷などにより、茶業の現状が非常に厳しいということで、効果的な事業の企画を茶業協会 役員会 などの場で今後も協議してまいりたいと思います。次に、市内の緑茶消費量拡大の取組についてですけども、一つ目安として総務省が行う家計調査というものがございまして、これは、政令市が対象ですけども、あくまでも参考データとして受け取っていただきたいんですけども、全国のお茶の消費量、まず1位が静岡市、それから2位が浜松市、まさにこれは お茶どころ静岡として県内の政令市が1、2ということで、堂々たる成果だと思っております。菊川市におきましては、これ菊川市というよりもJAが主にやっている取組で、お香典返しにお茶を使う取組、これが消費を伸ばしている大きな要因だと考えております。茶業振興課では、消費については、市内にとらわれずに全国に広くPRし、菊川茶の需要を伸ばす取組が求められていると考えますので、引き続き様々な取組を行ってまいりたいと思います。それから、市内においてですけれども、幼稚園、小学校、中学校への茶葉の提供によるお茶を飲む ことへの働きかけなどを引き続き行ってまいりたいと、そのように思っております。

渥美よしき渥美よしき

4番 渥美です。2点ご質問なんですけども、1点、私も家計調査、見させていただいたんですけど、全国平均と比べて、静岡市、浜松市は2倍ぐらいあって、やっぱり何かしらあるんだなとは思ったんですけど、その中でも、浜松、静岡が、た しかそれも結構差があったと記憶しているんですけど、浜松よりも静岡のほうが結構上回っているような感じで、ちょっと私が分かんなかったんですけど、浜松、静岡で、何か静岡が優位に立っている要因とかっていうのをもし分かったら、把握していたら教えていただきたいというのが1点と、もう一個は、菊川市の消費量とか消費額というものを把握することで、目標のようになると思うんですけど、把握する方法とかっていうのがあるのかどうかというのを、2点伺えればと思います。

担当職員担当職員

茶業振興課長でございます。少し明確な数字というのは持っていないんですけども、静岡と浜松に圧倒的に違うといいますのが、有名な本山茶というのがございまして、全国的にも静岡のお茶っていうと有名だと思います。それが、浜松よりも優位に立っているのかなということだと考えております。それから、菊川市の消費の数字なんですけど、これも具体的でないんですけども、健康づくり課が少し行っているすこやかプランの市民アンケートというのがございまして、一つの目安なんですけども、菊川茶を飲まない人の割合という ことで、たしか 20.1 %、目標が 20かな、それに対して 20 %全く飲まない方がいらっしゃる。残りの 80 %についてはお茶を飲むとおっしゃるということで、一つの目安としてお示しさせていただきます

渥美よしき渥美よしき

4番 渥美です。やっぱり市内で飲んでもらうとなると、一つはやっぱり近く、足元なので影響を及ぼしやすいというのがあるのかなと思うのと、もう一個は、やっぱり市内の人が飲むっていったら、やっぱり菊川茶なのかなっていうのがあるので、やっぱりま ずは足元から行ってほしいなという思いがあるんですけども、その中で茶、今どのくらい飲んでいるのかとか、そういった推移が分かればもっと増やそうというような気持ちにもなるし、目標があると思うんで、そういった、どのぐらい飲んでいるかというのを把握するようなアンケートがあったら、ちょっと分かりやすいし、やる気も出るんじゃないかなと思うんですけど、そこら辺の何か方針というのがもしあったら、伺えればと思います

担当職員担当職員

健康づくり課と そこら辺を連携して、先ほど言ったような市民アンケートを定期的に取っていっております。今は、お茶を飲まない人の割合ということで、指標を変えているんですけども、以前は、年代別にお茶を飲む人の割合だったんです。そうしますと、これ一つ参考なんですけども、かなり高齢に従いまして、飲む人が多い。例えば、一番のご高齢の世代ですと 90 %を超えているような状況もございまして、その辺も一つの指標として、今後管理していきたいと思います。それから、取組なんですけども、毎年初取引の日から、市内には同報無線でお茶摘みの曲ですか 、あれを流してお茶の雰囲気を出して、ぜひ一番に取れたら一番茶を市内で皆さんに飲んでもらうような、そういう促し方もさせていただいております

渥美よしき渥美よしき

4番 渥美です。最後、ちょっと意見になっちゃうんですけど、この前、国で牛乳が余っちゃうから、みんなで牛乳飲もうみたいな動きもあったと思うんですけど、あんな感じで菊川でもお茶農家さん助けるためにみんなでお茶飲もうみたいな感じで、そういったぜひ雰囲気づくりというか、ちょっと気合いが入るような 、空気ってすごい大事だと思うんで、みんなで飲もうみたいなそういうのをぜひやっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。

菊川市健やかプランアンケートより
総務省家計調査より

茶文化教育ツアーについて

渥美よしき渥美よしき

4番 渥美です。タブレットページ、 131 ページ、茶文化継承事業費について、教育ツアー事業約 116 万円のプログラム商品はいつ完成するか、また、完成後の年間コストと効果を伺い ます

担当職員担当職員

茶業振興課長でございます。渥美委員のご質問にお答えします。教育ツアー事業のプログラム商品はいつ完成するのか、また、完成後の年間コスト、効果についてですけども、今年度、事業への参加事業者と学習プログラムの磨き上げを実施し、地域で自走運営するための各種探求学習教材、それから、教職員向けの教材の作成を行っており、プログラム商品事業内容については、完了のほうをいたします来年度は、この商品の販売周知に向け たセールス企画書、パンフレット作成、教育旅行セールスマンへのプロモーションオンライン勉強会、ツアー実施に向けた手配、振興などのオペレーションブログ検討などを計画しております完成後の年間コストについては、商品販売代に料金は含まれているため、コストは発生しないと考えております。事業の効果検証につきましては、教育旅行団体受入後、教員向け、生徒向け参加者アンケートなどを作成し、アンケート結果の考察を行うことを検討しております

渥美よしき渥美よしき

4番 渥美です。確認なんですけど、商品が実際販売されるのはいつになるか伺えればと思います

担当職員担当職員

渥美委員のご質問にお答えします。商品が実際に販売にかかるのは、今、今年の事業でツアーの内容が決まります。もう現時点で、JBTのほうにこういう形のプランがありますよという触れ込みはもうさせていただいたので、それに伴って来年、こういうツアーっていうのは小学生、学校が対象となりますので、こういう勉強のためというか、すぐじゃなくて、来年ぐらいのものを先生たちが考えてツアーを組んでいくと思いますので、多分早くても令和5年、その学校の一つの現在プログラムに入ってくると思いますので、令和5年ではないか。もしかしたら、来年、令和4年にも申込みがある可能性はありますが、今考えているのは令和5年ぐらいからのスタートでよいのではないかと思っております。以上です。

渥美よしき渥美よしき

4番 渥美です。2点質問なんですけど、お客さんは学校っていうことなんですけど、どこの地域とかが対象 、イメージしているのかというのと、あと、どういうとき、修学旅行なのか何なのか、そこら辺の、どこに対してっていうのと、何で商品を買ってくれるのかというイメージがあれば伺いたいのと、もう一個は、市内の小学校、小学生、中学生、小学校とかもその商品というのは使えるのかという、2点伺おうと思います。

担当職員担当職員

今、事務局として考えているのは、一つは修学旅行の一環として来ていただけるとありがたいですし、修学旅行だけじゃ なくて、一つの学習の場だと思うんですが、その一つのものとして、2点ぐらいで考えています。いろいろと学校の中で、教育プログラムの中で、使うようなことがあれば、使っていただければ非常にありがたいなと思います。あとは、市内の小学生に関して、基本的に目標としては、市外の対象として事業をつくっているんですが、これからスタートする中で、当然、市内の小学生、学校の方に使っていただけるような形であれば、別に問題はないとは思っているんですが、基本は市外が主として考えています。

担当職員担当職員

建設経済部長でございます。渥美議員が議員になられる前、これ3年目になりますか。令和2年から始めまして、当時の考えとして、コロナ禍になって、体験型ツアーがなかなかできない、回復したときには、やはり首都圏を中心に子どもたちを呼び込みたいただ呼び込むんじゃなくて、菊川のお茶、例えばプラス棚田とか資源を体験して、泊まりながら、教育の一環として菊川ならではの宿泊型環境学習プログラムというものをJTBさんに紹介して、「旅育」っていうのはJTBがそもそも持っていまして、小学生を対象に、旅を通じて教育をするっていう旅育ここの室長さんが、うちと縁がありまして、その方とコラボして、様々な大臣賞を取った方なんですけども、旅育をJTBの中でつくっていった室長さんですけども、その女性の方が、うちの子どもたちのハーブを作っていることにも関わりまして、縁あってうちのほうのお茶に絡んでいて、特に首都圏の子どもたちをこちらに呼び込んで、ある意味関係人口を持ちながら、菊川をPRしていきたいということで、令和2年には、本当はコロナでなければ来てもらうつもりだったんですけども、モニターツアーで向こ うの先生で、民間の学習塾の先生だったと、モニターで見ていただいて、その中心となったJTBの方が菊川にも来ていただいて、どういう資源があるか、うちのほうでどういう農家さんが関わってもらえるかっていうのは、2年、3年とやってきています。先ほど課長と係長言いましたように、3年目、来年形をつくって、もともとの目標であったこちらへ、修学旅行かは分かりませんけども、来ていただくことも。まずは、最初のモニターでやったのは首都圏の方を中心に進めるというような経緯がございます。

渥美よしき渥美よしき

4番 渥美です。最後に意見になっちゃうんですけど、きっとすごいいいプログラムだと思うので、市内の子どもたちもぜひ体験できたらいいなと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。

自由討論

担当職員担当職員

4番 渥美です。市内の緑茶商品のことで、健やかプランに茶を飲まない人の割合も取っているという話があったんですけど。ぜひちょっと工夫をして、ポジティブに飲む人の割合に変えて、あとはどんぐらい飲むかとか、そういったデータもぜひ集めてもらって、それを見ながらちょっとずつでも増やしていこうと、みんなで市民全員一丸となってやっていけるような取組もお願いしたいと思います。