※議事録を参考に作成

渥美よしき渥美よしき

質問事項3、子どもの遊び場の実現を。先日行われたこども議会において、公園に関する提案が2名の子ども議員からなされました。また、市民アンケートでも毎年、公園に関する多くの意見が寄せられ、菊川の子どもや子育て世帯から、魅力ある公演の設置や遊び場の確保が強く望まれていることが分かります。しかし、こども議会でも市長から発言があったように、公園や遊具の維持管理費が課題となってきます。今回の質問では、菊川市行政経営推進方針2022で示された民間活力の導入や市民税等収入校正前の確保などによって、魅力ある公園の設置や遊び場の確保をするべきという立場で質問いたします

渥美よしき渥美よしき

1、菊川市における公園の維持管理費は年間どの程度か伺います。

長谷川市長長谷川市長

1つ目の年間の公園の維持管理費についてですが、市が管理している都市公園及びその他公園と農村公園の維持管理費は、令和5年度当初予算ベースで6,400万となっております。

渥美よしき渥美よしき

2、菊川市行政経営推進方針2022において、効率的・効果的な行政運営の推進の主な取組として民間活力の導入が示されました。ここでは、PFIによる公共施設の更新及び民間企業との共創による事業の実施等のPPPの手法を効果的に活用していくことが示されております。民間活力を導入して魅力ある公園の設置や遊び場を確保することの手段としての民間活力の導入について、検討状況や今後の方針を伺います

長谷川市長長谷川市長

2つ目の公園の設置や遊び場を確保するための民間活力の導入についてですが、菊川市行政経営推進方針2022では、民間活力の導入に関し、行政が実施する施策・事業について、公共サービスの提供に民間が参画する手法である指定管理者制度、PFI、民間企業との共創といったパブリック・プライベート・パートナーシップ、いわゆるPPP手法を効果的に活用することとしております。これらの考え方の中で、現在、市内の公園や体育館など体育施設については、指定管理者制度により管理しております。PFI手法による公共施設の施設整備は、ある程度の事業規模がなければ民間へのメリットがないとされております。このような理由から現在、検討しているものはございませんが、今後、該当する施設が計画されてくれば、当該手法について有効性も含めて判断してまいります

渥美よしき渥美よしき

3、菊川市行政経営推進方針2022において、健全な財政運営の推進の主な取組として市税等収入の確保が示されました。ここでは、受益者負担の在り方の検証や、公共施設等の広告媒体としての活用や、ふるさと納税制度の活用等を通じて財源の確保に取り組むことが示されております。魅力ある公園の設置や遊び場を確保する手段としての市税等収入の確保について、検討状況や今後の方針を伺います。以上、登壇での質問でございます。

長谷川市長長谷川市長

3つ目の公園の設置や遊び場を確保するための市税等収入の確保についてですが、これらは公園の設置や遊び場の確保に限定した財源ではありませんが、市税や税外債権の管理では、庁内関係課による税及び料金等に関する徴収対策会議を開催するなど、収入率向上に取り組んでおります。このほか広告事業では、令和4年度の実績としては232万、菊川運動公園多目的広場へのネーミングライツ事業では年間45万で5年間の命名権を付与し、「炭焼きさわやか菊川グラウンド」と命名されております。また、令和4年度は、ふるさと納税寄附金では約1億1,785万円、企業版ふるさと納税寄附金では約1,200万円の収入があったことに加え、令和4年度は宮の西公園にブランコ、令和5年度には曙公園に水飲み水栓を物納により御寄附頂いております。今後におきましても、それぞれの制度や取組により財源確保に努めてまいります。

渥美よしき渥美よしき

子どもの遊び場の実現をということについて、こちら1個だけ最後に質問をさせていただければと思うんですけど、こども家庭庁のホームページの一番最初のページに、こどもの視点に立って意見を聞き、こどもにとって一番の利益を考え、こども政策に強力なリーダーシップをもって取り組みますと大々的に示されております。また、菊川でも市こども・わかもの参画協議会が発足し、こども・わかもの参画宣言の内容の検討が現在行われております。この子どもの視点に立つということが、先ほどのご答弁もありましたけども、非常に気運が高まっている現状です。この予算というのは非常に重要な視点なんですけども、予算というのは大人の視点であって、ぜひ、やっぱり遊び場が欲しいという子どもの視点に立って、例えばコストは安いけど楽しく遊べるものを造るですとか、あと、何とか知恵を絞っていただいて予算を確保して捻校正前出していくですとか、そういったことを用いて、子どもの遊び場が欲しいという子どもや子育て世帯の声に応えていただきたいと思いますが、最後に伺います。

担当職員担当職員

新たな場所を造成するということは考えておりませんが、既存公園等に新たな遊び場を設置することは可能ではないかと考えております。その場合に、どのような年齢層にターゲットを絞って、どのようなイメージを持ってやるのか、どこの場所に設置するのがよいのかを検討する必要があると思いますので、考えていきたいと思っておりますので、渥美議員のほうからまた情報を流していただいて、どのようなニーズをやったらいいかというのを教えていただければと思います。以上です。

渥美よしき渥美よしき

○ 以上です。

長谷川市長長谷川市長

○ 聞かれてなくて答弁するのは申し訳ないですけど、公園については、今話があって、子どもの視点に立った、居場所もそうですけれども、そういった意味ではすごく大事なのかなというふうに思っています。それで、意外とこれは知られていないというか、菊川の公園の数は少ないとか、公園が少ないよって言われていますが、統計的で見ると、実は、これは県が出している市町の指標という中では、23市町あるんですけども、10番目なんですよね。ですから決して公園の面積が少ないわけではないという、そういう状況の中に。ただ、その整備も含めてどうしたら楽しめるかと、いい公園がいっぱいあって、その維持管理も含めて少し問題があるところは十分感じておりますので、しっかりと発信もしながら、子ども達がしっかり使っていただけるようにというふうにやっていきたいというふうに思っております。以上です。