長谷川市長へ、会派「至誠の絆」として、令和7年度にむけての政策要望書を提出いたしました。
要望書の内容
令和7年度の予算編成及び事務執行に向けての要望
はじめに
至誠の絆は、議会基本条例第5条2項に定められる「全市的な課題や周辺地域政策を実現するための政策集団」としての活動を行ってまいりました。その活動を踏まえ、令和7年度の予算編成及び事務執行に向けて、以下の通り政策要望をします。本要望が来年度予算及び事務執行に具体的に反映されることを強く望みます。
継続 要望1.生活困窮世帯等の子どもの学びの場の整備について
①生活困窮者自立支援制度の「子どもの学習・生活支援事業」等を活用し、生活困窮世帯や就学に困難を有する世帯の子ども及び保護者に対し、学習支援等を行う環境の整備を行うこと。
継続 要望2.菊川駅北整備事業について
①現在工事が進められている菊川駅南北自由通路整備事業については、菊川駅北整備事業で示される「戸建て住宅を中心とした大規模住宅開発」がセットであり、その実現のために着実に事業を進めていくこと。
新規 要望3.保育施設の「気になる子」「医療的ケア児」についての対応強化
①障害者手帳等を有していないが、手帳を有している子どもと同程度に特別な支援が必要とされる子ども(気になる子)に対する保育実施のための職員配置に要する経費の助成や、その他支援施策について、保育施設への実態調査を行ったうえで、対応を強化すること。
②医療的ケア児に対する、看護師等の配置や、その他支援施策について、保育施設への実態調査を行ったうえで、対応を強化すること。
新規 要望4.「文化財活用サポーター」の柔軟かつ実効性のある制度運用
①第2次菊川市文化振興計画に示される「文化財活用サポーター」については、柔軟かつ実効性のある制度運用を行うこと。また、この制度の活用も含めて、菊川歴史クラブ等、市内の有識者や有志団体が、市の文化振興政策に協力していただける体制を構築していくこと。
新規 要望5.事務事業評価の公開と議会による評価への協力
①市が作成する事務事業評価シートについて、毎年、シートが完成次第、速やかに市のホームページ上に公開すること。
②よりよい住民サービスの実現のために、議会が行う事務事業評価の実施趣旨を理解し、継続的に協力すること。またその評価内容を予算編成や事務執行に活かすこと。
新規 要望6.副市長二人体制
①市の業務が多岐にわたるなか、市長による政策実現をより強化するため、総務・建設部門と福祉部門に、それぞれ副市長を置くなど、副市長二人体制を検討すること。
新規 要望7.子育て環境と住宅開発の強化
①次期総合計画においては、新規企業・工場誘致以上に、住宅開発や子育て環境の整備を優先的に強化し、戦略的に定住人口の増加・維持を目指すこと。
新規 要望8.不登校児童生徒対策
①例として、内田・横地など、生徒数が減っている学校施設を活用し、不登校の特別教室をつくり、専門スタッフを雇うなど、施設面・人員面の両面で不登校児童生徒の対応を強化すること。
以上
なお、以上の要望それぞれについてのコメントを、本年12月末日までに、至誠の絆宛にいただきたく存じます。
てのコメントを、本年12月末日までに、至誠の絆宛にいただきたく存じます。